講演内容的には、特に今年後半からは、ソーシャルメディアが多かった。 しかもみんな即効性を求めてくる。 無理もない部分もある。日々の業務でたった今悩んでいらっしゃる方も多いのだろう。すぐ役立つヒントが欲しい、と、講演を聴きに来る方もいらっしゃる。 でも、それって根本的な解決になっていないと思う。
それだけ関心が高かったということだと思うけど、特にここんとこソーシャルメディア関連のセミナーが多すぎる気がする。ある種のセミナーブームでもあると思うけど、あんまり頭でっかちになるのもどうかと思う。
即効性あるノウハウやハウツーを知りたがるし、事例なんかも聴きたがる。講演で話すときもたいていそんなオファー。「聴衆は事例を喜びます。できれば事例を話して下さい」とか主催者に言われる。「ソーシャル・コミュニケーションはこれからの新しい分野です。事例はありませんし、あってもすぐ古くなる。害毒になる場合もある」とか言うととても困った顔をする。「じゃ、すぐに役立つノウハウを!」とか求められたりする。
手っ取り早くノウハウを知って対応してみたり、成功事例のマネをしてみても、結局自分の身にならない。というか、そういうのってネット上にいくらでも転がっているし。